「C21エラーが出てお湯が3メモリまでしか沸かない」お客様から連絡がありました。
C21のエラーは沸き上げ温度低温異常で、主にヒートポンプからの冷媒漏れで発生するエラーです。
いつもご紹介しているのはダイキンのエラーですが、今回は三菱のエラーとなっております。
現場で機械の点検をしていると室外機の背面に大量の霜がついていました。
冷媒ガス漏れや膨張弁の不具合が起きると室外機背面の熱交換器に霜が過大に付いていきます。
メーカーと連絡をとって症状を伝えるとガス漏れで間違いないとの返答がありました。
ガス漏れを起こす場所は基本的にはお湯を沸かす熱交換器で、メーカーに修理を任せると下でも13万からの修理になります。
2009年式のエコキュートで15年使用しており、このタイミングで10万以上の修理代をかけて直すのは正直かなりの損といえます。
入替に関して補助金が10万円出る予定なのでその事を加味すると、13万円の修理費用を払わず機械の入替をした時と13万円の修理代を払って補助金を貰わずに機械を使用し続けるのとでは、実質23万円の損得が発生してしまう事になります。
もちろん修理費用に左右されますが、補助金が出ている時期に限っては機械入替をする方がお得になるケースがとても多いのです。
お客様にも同じように損得に関する金額を具体的にご説明させていただき、修理ではなく入替をお願いされました。
設置状況が少し特殊で、撤去搬入が大変でしたが無事に工事完了いたしました。